『金融商品にだまされるな!』を読みました [お金も大事]
市立図書館で借りてきました。
『スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学』
『金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか (光文社新書)』の
吉本佳生さんの本です。
インフレに強いのは、意外にも、古くからある普通預金
なんですね。
内容としては、『金融広告を読め』の続編という印象を受けました。
架空の金融広告(といっても実際のものと限りなく同じ)に対して丁寧に解説し、
金融商品の問題点とそのワナを明確にしています。
本書を読み、金融機関(主に銀行!)の姿勢や、金融リテラシーの重要性を、改めて認識しました。
カモになりたくないなら、「自分で知識を付けて守る」しかないんですね。
金利とインフレの関係について、わかりやすく書かれています。
一般の人ができるインフレ対策として、複雑な仕組みの定期預金や外貨預金などを利用せず、
「普通預金」「損をせずに中途解約できる定期預金」「個人向け国債変動10年」を利用することを
筆者は主張しています。さらに言えば、都市銀行よりも、ネット専業銀行がベターということですね。
金融機関が熱心に勧めるのは、
「お客様のことを考えた商品」ではなく、「金融機関が儲ける商品」だということ。
そして、「金融機関の儲け」は、「お客様の損」から生まれているのだということ――。
金融機関の勧められるままに、金利の大きい数字が魅力的に見えたので、
内容は良く分からないけど勧められるから契約してしまった、という方は必読だと思います。
妙に高い金利には要注意! ですね。(^^)v
>ねこ吉 さん、うさちゃん さん
nice!ありがとうございます!
by tyo (2008-02-07 10:31)
ご訪問ありがとうございました。
by 雨散景観 (2008-02-08 05:42)
>雨散景観 さん
nice!&コメントありがとうございます!
by tyo (2008-02-08 12:05)