日本のスーツ市場は10年間で販売額半減！

またまた日経MJ（4/25）の記事。

矢野経済研究所のまとめによると、紳士用スーツの小売市場規模は2007年で2700億円の見込み。10年前の1997年の5335億円に比べほぼ半減した。

そして、

少子高齢化、団塊世代の大量退職と市場環境は厳しい情勢が続く。

と、記事の最後はまとめられている。

確かに、少子高齢化、団塊世代の大量退職、主なファクターはそういうことなのでしょうが・・・個人的には、ここにも地球温暖化の影響があるような気がするのです。つまり、

　クールビズやウォームビズ！！

スーツ着て会社に行かないスタイルが推進されれば、スーツ市場は当然ながら縮小するわけで・・・。温暖化がさらに進行すれば、今後はさらにパイは減って行く。市場では、小さくなるパイの奪い合いですよね。そして、記事には書かれていませんが、市場が縮小するのはスーツだけではなく、ワイシャツだって、ネクタイだって、あるいは靴にだって言えることではないでしょうか。

日本は既に成熟経済社会に突入し、そして、地球温暖化はジワリジワリと確実に進行している。
時代の要請に早く応えた企業が生き残り、対応できない企業は淘汰される。
そんなことを考えさせられた記事でした。

タグ：スーツ 高齢化 団塊世代