カーボンオフセット年賀はがきの寄付金配分先が決定! [環境と野菜]
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郵便事業会社の初の「カーボンオフセット年賀はがき」の寄付金は中国、ブラジル、アルゼンチンの排出削減事業に配分が決定- 日経MJ[2008年5月9日付]
5/9の日経MJ(日経流通新聞)に気になる記事が載っていました。
さっそく日本郵便のサイトを見てみると、資料がありました。
対象は、以下の3つのCDM(クリーン開発メカニズム)事業とのこと。
・特定非営利活動法人 環境リレーションズ研究所
→中国の水力発電事業、韓国の風力発電事業
・有限責任中間法人 ロハスクラブ
→ブラジルの木材加工所残留物を使った火力発電事業
・財団法人 国際環境技術移転研究センター(ICETT)
→アルゼンチンの風力発電事業
寄付金自体は7千万強だったようです。
これに、同額程度を郵便事業会社が寄付金として拠出し、合計約1億5千万円。
各団体に5千万円前後を配分しています。
※日経MJの記事には韓国の事業については書かれていませんね・・・。なぜ?
これらの配分額とは別に、さらに郵便事業会社が各団体に500万円の寄付をしていますが、
その使いみちは上記とは別の事業のようです。
これで、日本の温室効果ガス排出枠の一部がまかなわれるわけです。
将来、日本政府が税金を使って排出権を高値掴みしないように、
こういった事業で早めに手を打つということを、もっと推進しても良いと思います。
なお、今年は夏向けに、「カーボンオフセットかもめーる」が発行されているようです。
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