SBI証券の株式委託手数料改定に思うこと

SBI証券のアクティブプランで2009年3月2日約定分より価格改定を行うとのこと。
アクティブプランは、1日の約定代金合計額によって手数料が決定するもので、
10万円以下の場合は無料となるため、利用していた方も多いと思います。
特に、単元数が小さくなったり、最近の株安の影響などから、
定期的にETFを購入する人には、非常に有利なプランとなっていました。

この改定で、10万円以上の各ケースでは手数料は値下げとなっているが、
10万円以下は100円となるため、このケースのみ値上げしたことになります。

ホンネの資産運用セミナーのゆうきさんは、
10万円以下とは言え、証券会社はサーバー管理や口座管理でコストをかけている。
結局、そのコストは他の人が負担することになっていたものだ。
そのため、『株式取引の手数料無料はフェアではない』と指摘しています。

確かにその通りだと思います。
個人的には、さらに100円でなくとも良いのではないかと思うのです。
つまり10円なり50円なり、100円以下でも良いのではないでしょう。
100円という額は、他社と基準を合わせたようにも思えてしまいます。

また、他の価格帯も合わせて従量課金制にすれば、
より一層フェアであると言えるのではないでしょうか。
単元未満株のS株は約定代金の0.63％（税込）と従量課金制なのだから、
単元売買の現物も同様の体系にしても良いのではないかと思うのです。


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