CO2排出量不当表示は本当に冷蔵庫だけ?日立だけ? [環境と野菜]
日立子会社に排除命令 冷蔵庫のCO2排出量で不当表示
日立製作所の子会社、日立アプライアンス(東京・港)が製造・販売した電気冷蔵庫について、断熱材にリサイクル原料を活用し、二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に削減したかのように不当表示したなどとして、公正取引委員会は20日、同社に景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出した。実際にはリサイクル原料はほとんど使われず、製造工程でのCO2削減率はゼロ―数%程度だったという。
不当表示の対象製品は「栄養いきいき真空チルドV」と「ビッグ&スリム60」両シリーズの計9機種。2008年9月の発売開始から09年2月にかけて、計約11万台(約136億円)が販売されたという。 (18:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090420AT1G2002N20042009.html
- [NIKKEI NET 2009年4月20日付]
本当に冷蔵庫だけなのか?
そして、本当に日立だけなのか?
こういうニュースを聞くたびに思い出します。
前職で、何か問題が発生すると、顧客からいつも言われていました。
「問題は本当にこれだけですか?全て確認してもらえますか?」
自分が顧客の立場だったら・・・
「もし、他でも何か問題があったら」という、その不安は当然です。
きっと、同じようなことを言うだろうな。
CO2排出量表示に対して、不信感を抱かせるような行動を取った
日立の責任は重大と考えます。
だからこそ、このタイミングで冷蔵庫以外も総ざらいしてもらいたいものです。
できれば、同業他社も、自分自身で。
不正行為を行った企業には、懲罰的にキャップを厳しくするとか・・・。
再発防止策が無ければ、忘れた頃にまた繰り返されるのだから。
しかし、省エネ大賞って、審査がきちんと機能しているのかも疑わしい・・・。
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