【その３】廃品回収車に声を掛けてみた

前回（その２）の続き。
※前回までの話はこちら→その１、その２



廃「じゃあ、今日だけ特別に3,000円にしますよ。。」

　（おいおい、割引しないって言っていたのに、今日だけってなんだよ・・・）

僕「うーむ・・・3,000円ですか・・・」

廃「どうですか？じゃあ、いくらならいいですか？」

僕「いやー・・・もうこれ以上下げるとお兄さん怒っちゃうから・・・」

廃「いや、いいですよ。言って下さい。いくらならいいですか？」

僕「いや、ホントにもういいですよ」

廃「いくらですか？言って下さいよ」

僕「いや、ホントにこれ以上言うとお兄さん怒っちゃうから、ホントに」

廃「いやいや、いくらでもいいんで、言ってみてくださいよ」

　（これ以上は具体的な金額は言わないつもりなんだな・・・）

僕「いや、今日はもう結構ですから」

　そう言って、箱の上に置いていたノートとグローブを取り、彼に押し付けるように渡した。

廃「そうですか・・・。じゃあ、失礼します・・・」


こうして、結局僕は処分を依頼せず、そして廃品回収業者は立ち去った。

当初の15,675円は、3,000円まで下がった。つまり、8割引。
あのまま、具体的な金額を言っていれば、きっともっと下がっただろう。

その後調べてみたのだが、横浜市では粗大ごみ受付センターに申込めば、
ビデオデッキやプレーヤーなどの映像・音響機器は200円で回収してくれる。

また、液晶TVも小（15型以下）なら1,785円、大（16型以上）なら2,835円で、
横浜家電リサイクル推進協議会受付センターで回収してもらえる。
2,000円強くらいが妥当な値段だったのかもしれない。

とにかく、廃品回収業者に処分を依頼する際は、

　「こちらから具体的な金額を決して言わない」
　
というのが肝要だと思った。


以上、ご参考までに。
　※廃品回収業者の方、すみません。

タグ：横浜市 廃品回収

コメント 1

面白い！

ぃゃ～～、勉強になりました。ありがとう。(´∀`)


by 達也 (2009-08-05 20:28)