「スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る」を読みました [本を読む]
スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る
- 作者: 遠山 正道
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/02/23
- メディア: 単行本
上尾市図書館で借りました。
スマイルズの遠山正道氏のスープストックトーキョーの設立の経緯や思いが書かれた本。遠山氏はもともと芸術的な素養を持ち、普通のサラリーマンではなかったのだということが良くわかりました。
スープストックトーキョー設立に向けての企画書が掲載されていて、とても興味深く読みました。何事も、「共感」を呼ぶ背景、ストーリーが大切なのだ。
スープストックトーキョーが魅力的なのは、スープのクオリティの高さだけではなく、デザイン性だけではなく、サービスレベルだけではなく、「佇まい」というか雰囲気というか、店舗やスープという商品を通じてその後ろに垣間見えるストーリー「スープのある一日」なのだと思った。
また、スープストックトーキョーのスープがものすごく手間隙かけて作られていて、決して高すぎる価格では無いというのが驚きました。
本書を読んで、スープが食べたくなり、打ち合わせの帰りに冷凍スープを買って帰ってきました。家族と食べようと思います。オマールのビスク、大好きです。
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