大丈夫なのか、中国の水は!? [環境と野菜]
6/4(日)のNHKスペシャル「激流中国 北京の水を確保せよ ~しのびよる水危機~」。
面白かったというか、衝撃的でしたね。
北京では水泥棒はいるし、
市民に市民が水を浪費していないかを監視させているし、
ダムのそばの農村では、「北京向けの水だから」という理由で水が使えず困っているし、
人工降雨ロケットを打ち上げているし・・・。
当局は、工場に使用する水の量を事前申告させて管理しているとのこと。
日本向けの小豆の餡工場も出ていましたが、
つまりは、日本は大量のバーチャル・ウォーター(仮想水・間接水)を、
中国から輸入しているというわけです。
単純ですが、やっぱり、個人的にはこう考えました。
『日本国内の需要には、日本国内で供給したほうが良いのでは?
そうすれば、日本向け工場の水の使用量が減り、中国の水不足の緩和に貢献できる?
あとは、日本が水技術(再利用や淡水化)を中国に売り込む!』
当局の方が、
「社会の進歩に、市民の環境や水の意識改革が追いついていない」
と語っていたのが印象的でした。
オリンピックを大義名分として、農村部と都市部の差が大きいことがわかり、勉強になりました。
本当に「21世紀は水をめぐる戦争の時代」になりそうですね・・・。
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