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良い金融商品にセールスマンはいらない [お金も大事]

嫁の妹が、保険をどうするか迷っているということで、
掛金が格安ということで知っていた埼玉県民共済を勧めましたが・・・
実際はよくわかっていなかったので、調べてみました。

埼玉県民共済のサイトを見て、知ったことが、

 「良いものは、それ自体が最高のセールスマンだから、
  良い商品を作れば、黙っていても売れるはずである。
  だから、勧誘をしたり必要以上の宣伝をする必要は無い。」

という、埼玉県民共済の創業者 正木萬平さんの考えでした。

勧誘をしない、宣伝をしない、という方針で、
コストを極限まで落として、掛金を低く抑えて消費者の家計を助ける。

本当の市民のための金融商品というのは、こういうものなのだ、と思いました。

事業の夢として、「掛金の100%還元」「共済金の即日払い」が挙げられていましたが、
「共済金の即日払い」は、なんと既に実現していて、
「掛金の100%還元」も、95%のところまで実現しているそうです。

ちなみに、全国に広がった県民共済の始まりは、
この埼玉県民共済なんですね。
サイトの県民共済誕生秘話は勉強になりましたよ。


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コメント 4

「よい商品は口コミで売れるか宣伝の必要はない」これはひとつの理想形だとは思いますが、気づかれない、ゆえに利用されないというリスクもあります。
ビジネスである以上、それが収益を生みかつ利用する人にもそれ以上の利益を与えるものでなければならないのではないでしょうか。
その点、バンクラディシュのグラミン銀行は貧困の救済とビジネスでの成功のふたつを両立させておりすばらしいものだと思います。
by (2007-07-08 01:33) 

tyo

>サドガシマン さん
 コメントありがとうございます!

 おっしゃるとおりだと思います。
 何も宣伝せずに商品が売れれば、理想的ですよね。
 そして全く気づかれなければ、ビジネスにならないのだと思います。
 
 ポイントは、『必要以上の宣伝をする必要は無い』というところですよね。
 やたらコマーシャルばかりしている金融商品の広告料が
 自分たちが支払うコストに上乗せされているとすると、
 やはり、『必要以上の宣伝をする必要は無い』と思ってしまいます。
 金融商品は「コストが低い」が判断基準だと思いますので。

 宣伝・広告が文化の発信であるという観点もあるかと思いますが、
 それは他の商品でも十分発表の場があるわけですから、
 一般の商品と違い、金融商品の宣伝・広告は、
 やはり最低限にすべきと思います。

 宣伝にコストが全くかからないということなら、話は別です。

 不勉強で恐縮ですが、「グラミン銀行」は宣伝をしたのでしょうか?
 やはり、本当に良い金融商品を持っていたからこそ、
 多く利用されて、成功したような気もしますが。
by tyo (2007-07-08 09:04) 

グラミン銀行は、女性にお金を貸してそのお金で手芸品の材料を買ったり、種や牛などを買って育てて売却した収益で返済するというものでした。始めは女性がお金を借りるという習慣もなく、受け入れられるのには苦労したそうです。営業担当者が各地域を訪ね、対話を重ねることで理解してもらって借り手を徐々に増やしていきました。その後、評判が口コミで広がり大きくなっていったようです。

世間に認知されるまでは大変ですよね。あるときを境に急激に伸びていくのでしょうが。
今ではインターネットの普及もあり少ない広告費でもアフィリエイトやキーワード広告を使って効果をあげることもできるようになってきたのはいいことですよね。
by (2007-07-08 12:10) 

tyo

>サドガシマン さん
 なるほど。まさに埼玉県民共済みたいですね!
 県民共済も、「認知度ゼロ」の当初は職員によるパンフレットの配布や、
 電話を使った紹介からスタートしたそうです。

 確かにインターネットは広告を変えましたよね!
 一方で、あらゆる広告情報が氾濫することになり、
 これからは「良い商品を探し出す力」を
 消費者は身に付ける必要がありますね。
by tyo (2007-07-08 17:51) 

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