なぜ農業は儲からないのか? [環境と野菜]
図書館で借りてきました。
先日合格した、ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター認定機関の
日本ベジタブル&フルーツマイスター協会理事長 福井栄治さんの本です。
農業には、経営の感覚が他の産業と比べて著しく欠如している。
だから儲からないし、儲からないというイメージがあり、
離農が進み、新規就農者の参入が少なくなるという悪循環となっている。
だから、農業に経営を取り込めば、これほど可能性を秘めた魅力的なビジネスはない・・・。
これまでの日本の農業は確かに日本を守ってきたけれど、
今は日本の農業自身の体質が、その成長を阻害している、ということなんですね。
では、どうするか。
福井さんの回答が幾つか書かれています。
その一つが、ベジタブル&フルーツマイスターの養成というわけですね。
変わらなきゃいけないんですね、きっと。
早く、確実に。
その他、
なぜ商社マンだった福井さんが、青果の世界に飛び込んだのかという話や、
「ベジタブル&フルーツマイスターなんて無くしたいと思っている」という
衝撃的な発言(真意については納得)もあり、とても知識を得られる本です。
野菜と果物の魅力をわかりやすく伝える野菜ソムリエになりませんか?
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