実録 第3回eco検定受験その4 [ ∟実録 第3回eco検定受験]
実録 第3回eco検定受験の「その4」は、傾向と対策について整理したいと思います。
※「eco検定って何?」という方は、こちらをご覧ください。その1、その2、その3もどうぞ。
eco検定の問題数は90問で合計100点、つまりほぼ1問1点です。
これを2時間でマークシート方式で解答し、70点以上で合格となります。
公式サイトによると、合格率は第1回が80.1%、第2回は51.5%と、
なんだか難しくなっていますね・・・。第3回はどうだったのでしょうか。
問題形式は以下の通りで、基本的にはテキストからの出題です。
・文章の正誤選択
・文章群から不適切なものを選択
・文章や表・図の穴埋め
・用語と説明の組み合わせ
基本的にはテキストからの出題なのですが、
過去問を解いたり、第三回の受験で感じたeco検定の傾向は、以下の通りです。
1.「応用力よりも基本的な知識を求められる」
2.「意外と細かい数字を問う」
3.「最新の話題が出題される」
これらの傾向について、それぞれ整理したいと思います。
1.「応用力よりも基本的な知識を求められる」
これは検定の性質上、当たり前といえば当たり前のことなのかもしれません。
「一般的な基礎知識を持つ人づくり」を主旨とした検定ですから、
基本的な環境問題に関する幅広い知識を持っているかどうかが問われます。
よって、対策としては、過去の問題や模擬問題を解くことよりも、
やはりとにかくテキストを読むなのだと思います。
環境問題は実は幅広いということを認識し、知識を幅広く身につけることがポイントです。
2.「意外と細かい数字を問う」
これは、暗記が弱い方には厳しい傾向かもしれません。
今回の第3回でも、パーセンテージなど数字に関する問題が、いくつか出題されました。
そして、僕が間違ったのは「環境の日は[何月]5日か?」という問題。
本当にこれが、必要な知識なのか?と感じたのですが、
前回の第2回を受験したあの生島ヒロシ氏も同じような感想を持たれていたようです。
【引用始め】
いよいよ試験開始! が、問題用紙を開いてびっくり!
「PRTR」、「BOD」、「IUCN」、「DfE」といった用語の説明を選んだり、文章にあてはまる適切な語句を選ぶ。「ヘルシンキ議定書」、「ソフィア議定書」、「モントリオール議定書」。議定書が採択された年や名前が、環境を守る活動にそんなに重要なのだろうか?4択から不適切なものを1つ選ぶ問題も、ひっかけや、判断に微妙な数字のものが多い。
これじゃあ、教科書の隅から隅まで、2~3回読んでないと解けないよ~。
こんな、細かい用語や数字まで覚えてないといけないの~!!
http://www.nikkeibp.co.jp/style/eco/column/ikushima/070807_eco-kentei/index3.html
【引用終わり】
生島氏は撃沈したそうです・・・。
このように、意外と細かい数字なので、やはりとにかくテキストを読むこと、
そして、関連する数字をセットで暗記するというのがポイントです。
同じ設問内で、数字を問う問題がいくつか出る場合もありますからね。
ちなみに環境の日は「6月5日」です。僕は一生忘れないと思います。(笑)
3.「最新の話題が出題される」
全体の約10%くらいは、テキスト外の最新の話題から出題されているように思います。
今回の第3回でも、
「2007年8月30日に、日本で20年ぶりの国立公園として、[ ]国立公園が新たに誕生した」
という穴埋め問題が出題されていました。
よって、日頃から環境に関するニュースに関心を持ち、動向に注意するということが、
ポイントだと思います。ちなみに答えは「尾瀬」ですよね!
以上を踏まえて、
・とにかくテキストを読み倒す
・細かい数字はセットで暗記する
・最新の環境問題の動向に注意する
このような対策を進めて行くと良いのではないでしょうか。
手っ取り早く、幅広くポイントを押さえるには、
『[環境社会検定試験] eco検定ポイント集中レッスン』が便利です。
過去問もついており、暗記には「直前確認シート」も役に立ちましたので、非常に有用でした。
※公式テキストは2008年2月に改訂版が発売されます。
第4回(2008年7月予定)試験からは、改訂版テキストに準拠して問題が出題されますので、
今後テキストを購入される場合は、必ずこの改訂版テキストをご購入ください。
「ポイント集中レッスン」も、改訂版を是非出版して欲しいです!
次回は、「当日は・・・」についてお伝えします。
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