どうしてコメを食べないのだろう? [環境と野菜]
穀物マネー狂乱 家計を直撃
春小麦などの穀物が高騰している。新興国の需要増とバイオ燃料ブームに加え、大量の投機マネーが価格を押し上げる。日本ではこの春、食品の値上げラッシュだが、こうした傾向は当面続きそうだ。- [2008年03月20日]asahi.com
asahi.comに載っていた記事です。
しかし、小麦を原料とするパンや麺類を食べる回数を減らし、もっとおコメを食べることで、
家計への影響を小さくするというのは、ものすごく単純な発想ですが、
すぐに誰でもできる簡単な対策ではないでしょうか?
日本で生まれ育った人たちには、おコメがあるじゃないですか!
子供たちの給食の主食として、パンの回数を減らし、ご飯の回数を増やす。
社員食堂のランチや、ホテルの朝食などからパンが撤去される。
こういったことが、自主的に行われるようになれば良いのですが、
コストの問題からやむを得ず実施することになる局面も、
もしかしたら近いのかもしれませんし、既に行われている所もあるのでは?
どうして、もっとコメを食べないのでしょうか?
やっぱり日本人の食生活が変わってきたからですよね。
消費者がコメをもっと食べることで、下落傾向のコメの価格を下支えすることになり、
消費量が増えれば、減反・転作せずとも一定の収入を農家が得られるようになると思うのです。
またコメの可能性も見逃せません。
消費者が食べるだけではなく、家畜の飼料としての「多収米」の開発も進められているようですし、
ポリ乳酸プラスチックをコメから生成する研究も行われているようです。
そして、コメを食べることは、
海外からの穀物の長距離輸送による、温暖化ガス排出量削減につながります。
「コメを食べることや、家畜の飼料としてコメを利用して食料自給率を上げること」は、
「温暖化防止の手段」として、有効なのではないでしょうか。
今の日本人は、
・仕事の忙しさから毎日の食事が疎かになる
↓
・共働きで子供と食事の機会も減り、家庭内での親から子への料理の伝承が無くなる
↓
・結果として日本の食文化への関心あるいは食べること自体への関心を持たなくなる
↓
・日本の農業への関心も下がり、農業が衰退していくことに関心が持たれなくなる
↓
・食料自給率が下がっていることも重要視されず、安い海外産農産物に依存
↓
・価格高騰や信頼性など問題は起きているものの、対処できないくらい依存している
といった感じでしょうか。
やはり、労働問題が、根本的な問題であるような気がしてきました。
毎日の食事を大切にしたいですね!
あ、細かい話ですが、記事中に、
企業年金や生命保険などが経済指標に連動して運用する「インデックスファンド」。 先物取引市場で売られた小麦の約35%はインデックスファンドが保有する。
という記述があったのですが、これだと
「インデックスファンドを運用している主体が、企業年金や生命保険」
と誤って読み取られてしまうような気がするのですが・・・。
アイスクリームも値上げです・・・。
なんかいろいろどんどん値上げです。
数年前に比べさまざまな食品が値上がりしてます。ある程度やりくりしても確実に食費支出は増えています。
給料は増えない・年金は減るのにねえ・・・。
by ayu15 (2008-03-24 08:43)
>ayu15 さん
今後は、もっと上がるようですね。
お米、見直す時期に来ていると思います。
by tyo (2008-04-01 12:21)