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『沸騰都市 ロンドン 世界の首都を奪還せよ』を見ました [お金も大事]

引き続き、昨夜も『沸騰都市』。今回はロンドンでした。

ポイントは、世界(特に新興国が)の多国籍企業が、
ニューヨークではなく、ロンドンを目指しているというところ。

メモは以下のような点です。

 ・サッカー・プレミアリーグのオーナーが次々と外国人オーナーになっている。
  スポーツ経営は完全にビジネスの対象、投資の対象になっている。
  タイのタクシン元首相もマンチェスター・シティのオーナー!亡命者がオーナーって・・・。

 ・あるロシア人ビジネスコンサルタントが登場していた。彼は、早くからロンドンで活動し、
  後からロンドン入りを伺うロシア人企業家の案内役・顔つなぎ役となり、コンサル料で稼ぐ。
  もちろん才能もあるのだろうが、何にせよその道の先達になることは、
  それだけで食い扶持ができるのだと思えた。

 ・外国人としては、ポーランド人労働者の流入が多いらしい。

 ・インド系企業も多いようで、「そのうち英語を話す人口は英国人よりインド人が多くなる」と。

 ・『自前の成長エンジンをあきらめ、新興国のエンジンを使うことで復活をとげたロンドン』
  という表現があった。何冊のビジネス本で、「金融のウィンブルドン化」という
  表現があったことを思い出した。これは、イギリスの金融市場を開放した結果、
  ロンドンの金融街で市場の主要な金融機関が外資系で占められた状況を、
  あたかもウィンブルドンのテニス大会にイギリス出身選手が居ない状況で喩えたもの。

うーむ。
古い考え方やルールにこだわり、皆が不幸せでもそれを我慢して暮らすことを選ぶか、
新しい何かを受け入れ、初めは困難にぶつかることは当然あるのでしょうが、
次第に皆が幸せに暮らして行けるようになることを選ぶか・・・。

日本にも、その選択が目前に迫っているのではないか、そんなことを感じる番組でした。
次回も楽しみです!




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斗夢

見ました。
暗澹たる気持ちになった私は古い人間でしょうか?
日本の政治家も経済人も、チイセイチイセイでしょうか。
ロンドン市長が替わったことに何かホッとしました。
by 斗夢 (2008-05-21 06:25) 

tyo

>斗夢 さん
 nice!&コメントありがとうございます!

 僕は割と希望的観測を持って観ていましたよ!
  「新興国の成長エンジン」が正しく使われることだけを
 期待したいところですが。市長が変わっても、
 大きな潮流は止められないのではないでしょうか。

 人口も減少し、高齢社会となった日本に、
 「自前の成長エンジン」があれば良いのですが、
 いずれロンドンのような受け入れは必須だと思います。

 将来の日本の姿を考えていない政治家に期待をすると・・・
 悲しくなりますね。経済人に期待したいです。
 
by tyo (2008-05-24 15:58) 

tyo

>rararinndou さん
 nice!ありがとうございます!

by tyo (2008-05-25 19:56) 

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