SSブログ

中国の一人当たりの肉消費量は日本より多い! [環境と野菜]

日経MJ(2008年8月18日付)の『追跡 食料高騰』というインタビュー記事に、
九州大 坪田邦夫教授のコメントが掲載されていました。

食料高騰の一因として、一般的に、新興国の肉消費量増加に伴う
飼料用穀物の需要増という点が挙げられていますが、
今後も需要が増え続けることは考えにくいと指摘しています。

「高騰の一因は中国やインドの需要の伸びだとされる。今後も肉の消費拡大でより多くの穀物が必要になるとの指摘もあるが、FAOの調べでは中国の一人当たりの肉消費量は2003年に55㌔で既に日本の43㌔より多い。インドは宗教の影響もあり5㌔で横ばい。中印で需要が増え続けるとは考えにくい」

うーむ、既に日本より中国は肉消費量が多いのか・・・。知りませんでした!
中国で「肉」というと、一般的に豚肉を指すという話を聞いたことがあります。
しかし、もし中国で牛肉の需要(消費量)が増えると、どうなるのでしょう?
家畜によって、必要な飼料の量は違う(牛>豚>鶏)という点を踏まえても、
大勢に影響無しということでしょうか?

インドは・・・確かに牛肉は食べないんだろうなー。

そして、

「もっとも需要は東南アジアでも拡大するから世界的には強含みになるが、価格上昇は生産の拡大を促す。耕地を増やして灌漑しても、元が取れるからだ。問題は水や耕地が不足する場合だが、いずれも限界に達したというデータはない」

どうやら世界の農業生産には、まだ余力があるということのようです。




nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 1

tyo

>斗夢さん
 nice!ありがとうございます!
by tyo (2008-08-27 10:59) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。