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農機レンタルは、農機メーカー集約につながるか [環境と野菜]

三菱農機「トラクターのレンタル始めます」、業界では異例
 農業用機械大手の三菱農機は、トラクターや田植え機など農機の有料レンタルを開始する。
 農機各社は販売減につながるとして、レンタルは行ってこなかったが、三菱農機は、就農者の減少に歯止めをかけるため、方針転換した。
 貸し出しは埼玉、広島、福岡など13県で行い、今月から受け付けを開始した。利用状況を見て、対象地域を拡大する。
 米作の場合、トラクターやコンバインなどの農機を一通りそろえると、小型のものでも300万円を超える。新規購入や買い替えの負担が、兼業農家や高齢化した専業農家の離農につながっていたほか、就農希望者が実際に始めることができない原因にもなっていた。
 トラクターや田植え機などの主要農機を1日単位で貸し出し、価格は保険料や使用方法指導料などを含めて、1日5万~15万円程度。5月からは、家庭菜園愛好者向けの小型農機の貸し出しも始める。(2009年3月22日11時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090322-OYT1T00375.htm
- [YOMIURI ONLINE]

興味深い記事がありました。

買い替えができないことが離農のきっかけとなり、
就農希望者の実際の就農への大きなハードルとなるなど、
農機を用意することが、農業の大きな問題になっていたとは・・・。

確かに、コストのわりに使用する期間は限定されることを考えると、
農機を「保有」するということは、ムダが多いのかもしれません。
やはり、カーシェアリングの浸透がヒント?

しかし、農機レンタルって、今までニーズが無かったわけではないですよね。
年間契約やJAの短期レンタルいうのはあったようですが、
民間メーカーでは今回初めてということのようです。

離農者が増え、農機販売市場も縮小しているのでしょうから、
農機レンタルをいち早く始めることで、生き残れるのかもしれませんね。
これをきっかけに、離農の減少、就農の拡大、
そして農機メーカーのサービスの多様化、効率化と集約が進み、
日本の農業が何か変わって行くことを期待したいものです!




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