【その1】廃品回収車に声を掛けてみた [家は楽し]
壊れているのになかなか処分できなかった家電を思い切って処分しようと、
ちょうど近所を周っていた廃品回収車に声を掛けてみた。
その経緯がとても面白かったので記しておく。
廃品回収車を利用したことが無い方にも、今後の参考になると思う。
僕「すみません、ビデオデッキと再生専用のDVDプレーヤーと液晶TVなんですけど・・・」
廃「いいですよ。じゃあ、車・・・停めますよ。こっち(駐車場)に停めちゃっていいですか?」
僕「あー、大丈夫ですよ」
廃「でも、邪魔にならないように道路に停めておきますよ」
僕「そうですか。車まで持ってくればいいですか?」
廃「いや、お宅の玄関まで伺うんで」
軽トラの荷台には、既にTV2台とか冷蔵庫が載っている。
使い古した感じの丈夫そうなグローブと、ノートを持ってきた。
僕「玄関の外に出せばいいですか?」
廃「いや、中で見させてもらいます」
(ひょっとして、話を他に聞かれたくないのだろうか・・・)
僕「じゃあ、持ってきます。全部箱詰めしてあるんですけど」
3つの箱を玄関まで、1つずつ順に運んだ。
廃「(ビデオデッキの箱を開けながら)どうして、これ、処分しちゃうんですか?」
僕「みんなちょっと調子が悪いんですよね」
廃「そうですか。えーと、最初に申し上げると、結構我々廃品回収業者を無料だと思ってるお客さんがいらっしゃるんですが、無料だと思われていましたか?」
僕「いや、無料だとは思ってはいませんでしたけど・・・」
廃「どれくらいかかると思われていましたか?」
僕「いやー。利用したことがないんで、ちょっとわからないですね」
廃「値段をつける方法は3つあるんですけど。1つは、これらをまとめて金額を出す方法。2つ目はこれらのうち、例えばビデオとテレビだけだったらどうかという選ぶ方法。3つ目は後日改めてご連絡いただいて、金額を付けさせてもらう方法。この3つなんですよ」
僕「はー、なるほど。」
(それって、方法というよりは、値段を付ける「流れ」なんじゃないのか・・・)
廃「どうしますか?」
僕「はぁ、じゃあまとめてでお願いします」
廃「それから、最近輸出規制とか法律が厳しくなったり、人件費とか輸送費とかで値段を下げてしまうとどうしても我々業者はやっていけないんですよ。だから、最近は廃品回収業者の組合で値段を決めているんです。どこの業者でも同じ価格設定になっていますんで、ご了承下さい。我々のような社員でも、割引とか無くて、しっかり既定の値段を支払っているような状況なんです。そうじゃないと、やっていけないんですよ。ちょうど、今日うちも帰ったらTVと洗濯機を出すんですけどね。同じ値段払わなきゃいけないんですよね」
僕「あ、そうなんですか?」
(何で、そんなにタイミングよく自分の所の廃品が出てくるんだ?)
廃「えー。で・・・だいたいどれくらいだと思います?」
僕「いや、ホントにわからないですね。相場がわからないので・・・」
廃「じゃあ、ちょっと計算しますね。」
僕「あ、お願いします」
廃「(ノートに挟んであった電卓をカタカタと叩き出し)では3点で15,675円ですね」
僕「!(思ったよりもずっと高額で驚き、声が出ない)」
廃「思っていたよりも高かったですか?」
僕「そうですね・・・。いやー。そんなにするとは思いませんでした」
廃「でも組合で値段を決めているんで、申し訳ないんですけど下げられないんですよ。1度値段を下げちゃうと、他の業者もやっていけなくなっちゃうんで、怒られちゃうんですよ」
僕「はぁ、そうですか・・・」
廃「学生さんとかお年寄りだったら学割とかシニア割とかあるんですけど、学生さんじゃないですもんねー」
僕「そうですね・・・」
廃「あとは1度売ってもらうとリピーター割引っていうのもあるんですけどね」
僕「はぁ、そうなんですか」
(リピーターにはならないよなー、きっと・・・)
廃「じゃあ・・・普通の割引はできないんですけど、いい手がありますよ」
<その2に続く>
WEBでチラシはタウンマーケット
ちょうど近所を周っていた廃品回収車に声を掛けてみた。
その経緯がとても面白かったので記しておく。
廃品回収車を利用したことが無い方にも、今後の参考になると思う。
僕「すみません、ビデオデッキと再生専用のDVDプレーヤーと液晶TVなんですけど・・・」
廃「いいですよ。じゃあ、車・・・停めますよ。こっち(駐車場)に停めちゃっていいですか?」
僕「あー、大丈夫ですよ」
廃「でも、邪魔にならないように道路に停めておきますよ」
僕「そうですか。車まで持ってくればいいですか?」
廃「いや、お宅の玄関まで伺うんで」
軽トラの荷台には、既にTV2台とか冷蔵庫が載っている。
使い古した感じの丈夫そうなグローブと、ノートを持ってきた。
僕「玄関の外に出せばいいですか?」
廃「いや、中で見させてもらいます」
(ひょっとして、話を他に聞かれたくないのだろうか・・・)
僕「じゃあ、持ってきます。全部箱詰めしてあるんですけど」
3つの箱を玄関まで、1つずつ順に運んだ。
廃「(ビデオデッキの箱を開けながら)どうして、これ、処分しちゃうんですか?」
僕「みんなちょっと調子が悪いんですよね」
廃「そうですか。えーと、最初に申し上げると、結構我々廃品回収業者を無料だと思ってるお客さんがいらっしゃるんですが、無料だと思われていましたか?」
僕「いや、無料だとは思ってはいませんでしたけど・・・」
廃「どれくらいかかると思われていましたか?」
僕「いやー。利用したことがないんで、ちょっとわからないですね」
廃「値段をつける方法は3つあるんですけど。1つは、これらをまとめて金額を出す方法。2つ目はこれらのうち、例えばビデオとテレビだけだったらどうかという選ぶ方法。3つ目は後日改めてご連絡いただいて、金額を付けさせてもらう方法。この3つなんですよ」
僕「はー、なるほど。」
(それって、方法というよりは、値段を付ける「流れ」なんじゃないのか・・・)
廃「どうしますか?」
僕「はぁ、じゃあまとめてでお願いします」
廃「それから、最近輸出規制とか法律が厳しくなったり、人件費とか輸送費とかで値段を下げてしまうとどうしても我々業者はやっていけないんですよ。だから、最近は廃品回収業者の組合で値段を決めているんです。どこの業者でも同じ価格設定になっていますんで、ご了承下さい。我々のような社員でも、割引とか無くて、しっかり既定の値段を支払っているような状況なんです。そうじゃないと、やっていけないんですよ。ちょうど、今日うちも帰ったらTVと洗濯機を出すんですけどね。同じ値段払わなきゃいけないんですよね」
僕「あ、そうなんですか?」
(何で、そんなにタイミングよく自分の所の廃品が出てくるんだ?)
廃「えー。で・・・だいたいどれくらいだと思います?」
僕「いや、ホントにわからないですね。相場がわからないので・・・」
廃「じゃあ、ちょっと計算しますね。」
僕「あ、お願いします」
廃「(ノートに挟んであった電卓をカタカタと叩き出し)では3点で15,675円ですね」
僕「!(思ったよりもずっと高額で驚き、声が出ない)」
廃「思っていたよりも高かったですか?」
僕「そうですね・・・。いやー。そんなにするとは思いませんでした」
廃「でも組合で値段を決めているんで、申し訳ないんですけど下げられないんですよ。1度値段を下げちゃうと、他の業者もやっていけなくなっちゃうんで、怒られちゃうんですよ」
僕「はぁ、そうですか・・・」
廃「学生さんとかお年寄りだったら学割とかシニア割とかあるんですけど、学生さんじゃないですもんねー」
僕「そうですね・・・」
廃「あとは1度売ってもらうとリピーター割引っていうのもあるんですけどね」
僕「はぁ、そうなんですか」
(リピーターにはならないよなー、きっと・・・)
廃「じゃあ・・・普通の割引はできないんですけど、いい手がありますよ」
<その2に続く>
WEBでチラシはタウンマーケット
これは軽~い詐欺の感じがするんだが・・・(笑)
by Takashi (2009-06-16 16:25)
>Takashi さん
続きをお楽しみに・・・
by tyo (2009-06-18 20:23)