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上場外債はグロソブから高齢者を取り込めるか? [お金も大事]

日興アセットマネジメントが、外債連動ETFを東証に上場させるとのこと。

日興アセット、外債連動ETFを上場
 日興アセットマネジメントは8日、先進国の国債で運用する上場投資信託(ETF)を30日に東京証券取引所に上場すると発表した。主要先進国22カ国の国債価格をもとに算出する「シティグループ世界国債インデックス(除く日本)」にETFの基準価格を連動させる。債券の金利収入を原資とし、毎月分配金を支払う。毎月分配型のETFは国内で初めて。
 名称は「上場インデックスファンド海外債券毎月分配型(上場外債)」で、信託報酬は0.26%と一般的な投信よりも低く設定した。毎月分配型の投信は年金収入を補いたい高齢者が購入することが多く、低コストのETFで需要を取り込む考え。海外債券に連動するETFは、6月に米ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズがアジア債券に連動するETFを上場している。(07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090909AT2C0801208092009.html
- [NIKKEI NET 2009年9月9日付]


とにかく信託報酬が低く設定されているのが魅力だ。
STAMシリーズのものよりも、ぐっと低い。

しかし、本当に高齢者を取り込めるのだろうか?
高齢者が証券会社でグロソブを購入しているなら上場外債の存在を知ることはあるだろう。一方で、銀行などで購入している高齢者に対して、銀行窓口がその存在を知らせるなどという親切をするわけが無い。果たして、高齢者が自分で上場外債を知り、証券会社に口座を開くのだろうか、と思った。

もちろん、若い人にとっては長期投資の良い選択肢が増えたという良いニュースなのだと思う。




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