SSブログ

普段どおりの買物+経済を支える行動 [お金も大事]

東北地方太平洋沖地震の甚大な被害報道は、本当に言葉になりません。
被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。

私の両親をはじめとして、母方の親戚は岩手県に住んでいますが、内陸部で直接津波の影響が無かったことは幸いでした。しかし、ガソリンが入手できない、食料の流通事情など、依然として厳しい状況ではあるようです。

こんな状況で、被災地以外の人たちはどうすれば良いのでしょうか。
それが、「普段どおりの買物+経済を支える行動」だと思います。

地震が起きる前日、我が家の米びつのお米が残り少なくなってきたので、「週末にでもお米を買おう」と考えていたのですが、週末にはもうお米は販売されていませんでした。普段どおりの、「お米が無くなったから買う」ということができなくなっていたのです。これは明らかに、普段以上に買い溜めをしている人たちがいるのでしょう。一昨日、嫁の実家にお米を分けてもらいました。

パンや、麺類など主食となるような物も販売されなくなっていたので、嫁がベーグル屋さんを訪れたところ、前に並んでいた二人組が、「並んでいるもの、全部ください」と言って、買い占めたそうです。さすがに悪いと思ったのか、一人が「後ろの人にいくつ必要か聞いたほうがいいよ」と言ったそうですが、もう一人が「何で?お金出すのは私たちなんだから、いいでしょ」と言ったそうです。まあ、確かにそうなのですが、同じことをされたらその人は何とも思わないのでしょうか。

どうやら、自分が住んでいる社会というものが、自分以外の存在があるからこそ成立しているのだということを忘れてしまっている人が多いようです。自分以外の存在が普段どおりのことができなくなってしまうと、回りまわって結局自分が困ることになるかもしれない、ということを想像できない人がいるようです。

「普段どおりの買物」をすることで、何も問題は無いと思うのです。食料の輸入が全く途絶えたというような状況であれば話は違うのでしょうが、そんなことも無く、また充分な在庫も国内にはあるはずです。米は生産調整をするほどなのですからなおさらです。一日一食しか食べられないといった状況ではないのです。何故、買い溜めをする必要があるのでしょうか。

そして、なるべく飲食店を利用することが「経済を支える行動」になります。計画停電の影響で、おそらく客数が減っているのではないでしょうか。飲食店で食事をすれば、お米を食べることもできますし、社会にお金をグルグル回すことができます。

流通事情が回復して来た時、買い溜めした家庭は、それを消費することが優先となるのではないでしょうか。外食をしなくなってしまえば、飲食店の売り上げは落ち込み、やはり経済には良くない影響となります。

結局、企業も家庭も、在庫を抱えすぎることは良くないと思うのです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。