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「もったいない主義」を読みました [本を読む]


もったいない主義―不景気だからアイデアが湧いてくる! (幻冬舎新書)

もったいない主義―不景気だからアイデアが湧いてくる! (幻冬舎新書)

  • 作者: 小山 薫堂
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 新書


上尾市図書館で借りました。

そういえば、小山薫堂の本を読んだことは無いのでした・・・。

小山薫堂は、何かと何かを結びつけるCOPSという能力が極めて高く、その根源には「もったいない」という視点があるということです。「○○しないなんてもったいない」とか、「○○だけなんてもったいない」といった感じ。

会社の受付がパン屋という話は、FUTURE SCAPEでも聴いたことがあり、知ってはいたのですが、受付が「受付としてしか機能しないこと」をもったいないと考え、「受付兼パン屋」としていたそうです。そして、なぜパン屋なのか、その理由には驚きました。素晴らしい。

学生会館を作りたいという話や、タクシー運転手になりたい話は、『裏FUTURE SCAPE』でも出ていましたが、多くは聞いたことがない面白いエピソードでした。一番の驚きは、ブランディングに関するイチローのお母さんのカレーのエピソード。サプライズは、人が想像するものをもう一段超えたものこそ、本当にサプライズになるのだな、と感心しました。

失敗を失敗として終わらせることを「もったいない」と考えるポジティブ思考が、アイデアを生み出すためには大切なのだとわかりました。幸せの閾値を下げて、毎日小さな幸せを増やして行こうと思います。

ちなみに、「不景気だからアイデアが沸いてくる!」というサブタイトルは、編集側で後付けされたもののような気がしてなりません。




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