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「考えないヒント」を読みました [本を読む]


考えないヒント―アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書)

考えないヒント―アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書)

  • 作者: 小山 薫堂
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 新書


上尾市図書館で借りました。
小山薫堂の本を連続して読んでいます。

考えても出て来ないものは出て来ないのだから、「偶然力」こそ大事で、だから「考えないヒント」ということのようです。きっちり硬い文章ではなく、インタビューをまとめた感じの軽い内容で、あっという間に読めました。

何といっても本書で面白いのは、大沢食堂との出会いのくだり。
「(大沢食堂を紹介したおじさんに)あの野郎、また素人よこしやがったな」「極辛カレーは出せない。もうこれ以上、人を傷つけたくないんだ」と言う店主の作る極辛カレーとの出会いの話は爆笑でした。最近の「裏FUTURE SCAPE」で、ちょうど大沢食堂のカレーの話が出ていたので、面白かった。これもまた偶然?

それから、小山薫堂が顧問をしている日光金谷ホテルの話。どういった経緯で顧問となったのかということを初めて知りましたが、これもまた興味深いものでした。名刺のアイデアは素晴らしい。あの百年ライスカレーが生まれた経緯も良くわかりました。しかし、百年カレーは美味しかったな。また食べたいものです。

その他にも、「裏FUTURE SCAPE」やdancyuで出てきた話の詳細が載っていたりして、とても楽しめました。

偶然を偶然で終わらせず、むしろ自ら偶然が生まれるように「勝手にテコ入れ」し、「神様にフェイント」をかけて、何かを結び付ける力、それがあると、人生が何倍も何十倍も楽しめる気がします。

やっぱり、「面白がる」って人生で大切なものなんだと思う。


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