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セゾンが電子マネーの入金へのポイント付与をやめた理由 [お金も大事]

以前、この記事でお伝えしたように、セゾンカードによるEdyへ入金ができなくなったわけですが、5/12の日経MJの、クレディセゾン 高橋直樹常務へのインタビュー記事にその理由が掲載されていました。
【引用始め】
―――ポイントの大量発行はモール運営企業にとって引当金の積み増しにつながる。
「他社がまねできないサービスだからこそやる意味がある。ポイント発行は今後も自然体でやってはいくが、メリハリはつけるつもりだ。例えば電子マネーの入金へのポイント付与はやめた。電子マネー発行会社から受け取る手数料よりも、消費者に払うポイント費用のほうが高くつき、経済合理性にかなわない」
「ポイント引当金残高の水準(07年12月末で429億円)には常に目を凝らしている。現状では選択肢にないが、課題に膨らみすぎれば、ポイント債務の流動化なども検討しなければならないかもしれない」
【引用終わり】

うーむ、やはり理由はそういうことだったのか。

さて、同記事によると、『野村総合研究所調査では87%の消費者がポイントを「お金のような価値」とみなし、希望する交換先として現金(84%)を挙げる』とのこと。

確かに、記者が指摘しているように、現金に近ければ近いほど、消費者はすぐそのポイントを使う気がします。ポイントは持ち続けても価値は無い(利子が付くわけではない。ポイント自体が新しい価値を生むわけではない)のですから、ポイントが現金になれば、消費者はそれを使ってまた新たな消費活動を行い、お金が循環しますよね。

そう考えると、電子マネーの形で還元される「<Edy>買い物でもらう」は、やはりすごいですね。

Sony Style(ソニースタイル)


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