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1世帯20万円でインパクトはあるのか? [環境と野菜]

経産省、太陽光発電住宅に補助 機器購入に1世帯20万円
 経済産業省が2008年度にも導入する住宅向け太陽光発電補助制度の内容が明らかになった。太陽光発電機器を購入する世帯に約20万円を補助し、標準的な機器(約200万円)を約1割安く買えるようにする。補助制度をテコに家庭での普及を促し、家庭の温暖化ガス排出量の削減を進めるとともに、機器の量産と価格低下にもつなげる狙いだ。
 29日に政府が国会に提出する08年度補正予算案に90億円を計上する。補正予算が成立すれば、08年度中に個人が補助制度を利用できるようになる。09年度予算でも約240億円を概算要求しており、経産省は08年度で数万戸、09年度で約10万戸の利用を見込んでいる。(07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080928AT3S2602P27092008.html
- [NIKKEI NET 2008年9月28日付]

え?1割?1割の助成金で、本当に積極的に太陽光発電機器を住宅に設置する世帯が増えるのでしょうか?政府は本当に温暖化対策あるいは「環境」を経済に取り込む気があるのでしょうか?

もっと半額(100万円)くらい、ガツンと助成あるいは無利子で融資をするなどのインパクトのあるやり方でないと、200万円の買物が積極的に行われるのか・・・ちょっと疑問です。

90億円の予算で、1世帯あたり20万円の助成ということは、約45,000世帯分ということですよね。それよりも、1世帯あたり100万円(50万円助成+50万円無利子融資)の形で、約9,000世帯に対して補助した方が、制度を利用したいと考える人は増えるのではないでしょうか。これなら住宅への太陽光発電機器普及がスピードアップし、それに伴い機器の価格低下も早まり、さらなる普及と経済波及効果+温暖化ガス排出量削減も期待できるのではないでしょうか。

「20万円でも構わないから、この制度を利用したい!」という国民が多く居ればよいのですが・・・。


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コメント 2

miya

ほんとそうですね。20万円では心が動きませんね。
by miya (2008-10-23 01:58) 

tyo

>miya さん

 nice!&コメントありがとうございます。

 そもそも予算が少なすぎるような気がします。
 「エネルギー」はこの国にとって最も考えなければならない
 問題であると思うのですが、そこにお金を集中して投入しなければ、
 いつまで経ってもエネルギー問題は解決しませんよね。
by tyo (2008-11-01 16:57) 

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