『BRUTUS 特集 愛する地方都市』を読みました! [本を読む]
BRUTUS (ブルータス) 2008年 11/15号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2008/11/01
- メディア: 雑誌
横浜市立図書館で借りました。
表紙の尾道は美しいし、出身地を訪れる著名人が地元を観る眼は、やっぱり優しい。
みうらじゅんのひと言コメント付きの「ご当地キャラクターはゆるゆる」で、嫁と大爆笑。
なぜか、滋賀県彦根市のひこにゃん似のキャラが多い・・・。
個人的には、福岡県北九州市門司区の「じーもくん」が、キャラもコメントも好きでした。
横浜市戸塚区の「とつか再開発くん」もいつかは取り上げられるのだろうか・・・。
興味深かったのが、
「地方を元気にする近道は、美術館の成功にかかっていました。」という記事。
蓑豊氏の「美術館はかつての城であり教会である」という視点は面白いと思った。
つまり、現代の人が集まる場所が美術館であるということ。うーむ、なるほど。
そして、「子供が楽しめる美術館」という考え方。
子供が体験した感動が、いずれ彼らが成長した10年後、20年後に、
街の活性化の原動力になり、経済が良くなれば税収が増え、
文化施設や企画が発案され新たな世代が育つことにつながる。素晴らしい!
確かに、金沢21世紀美術館は、子供がいっぱい居て、楽しそうだったなー。
まだまだ日本には、訪れるべき素晴らしい街があり、
やっぱり、日本の地方都市が好きだということを再確認。
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