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『世界ふれあい街歩き』が好きだ! [家は楽し]

『世界ふれあい街歩き』は、NHKで放送されている旅番組だが、
僕は、他の多くの旅番組と大きく異なる点が気に入っている。
それは、観光名所の紹介を中心とした番組構成となっていないということ。

『世界ふれあい街歩き』は、毎回一つの都市を1日かけて歩き回るという構成だ。
そのため、もちろん観光名所に立ち寄ることもあったり、
インフォメーションとして、解説がいくつか挿入されるが、それがメインではない。

カメラは旅行者の視点となり、街中の日常の様子を映している。
ナレーションを務める俳優や声優が、擬似的に街の人たちと会話する。
まるで、その街を歩いているような感覚で人々との会話を楽しめる、
そこがポイントなのだ。

確かに、その街を構成しているのは風土や観光スポットや建築など、
地理的・物理的構成に負うところは大きいのは当然だ。
しかし、文化を支えているのはそこに暮らしている人々だ。

街に暮らす人々が、花に水を遣り、パンを買い、仕事をしている。
中には見たこともない道具や、デザインや、行為がある―――。
それが、「その街の日常」であり、本質なのだ。

「その街の日常」に浸り、触れることこそが本来の観光であり、
その街に暮らす人々とのふれあいこそが、その方法なのではないかと、
この番組を見ると思うのだ。




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